2024年度版 環境経営レポートを公開しました
弊社ではエコアクションの取り組みの一環として、環境経営活動の結果を毎年「環境経営レポート」にまとめ、公開しています。
この度、2024年度版の環境経営レポートを発行いたしましたので、公開いたします。
弊社では、Reduce(削減)、Reuse(再利用)、Recycle(リサイクル)、Regional Contribution(地域貢献)の『4R活動』をベースとした環境経営活動を行っています。また、社員の『健康管理』、『職場環境の改善』を重視し、これらに関する活動をSDGsの掲げる17の目標に照らし合わせながら、今自分たちに出来ることに取り組んでいます。是非、今年度の環境経営活動の内容についても、環境経営レポートのページからご覧いただければ幸いです。
弊社が環境経営活動に本格的にコミットを始めた2011年から13年の年月が流れました。かつては大量生産・大量消費をベースとし、「資源の抽出→製造→消費→廃棄」という一方通行の経済システムであるリニア・エコノミーが一般的でしたが、昨今では「資源の抽出→製造→消費→リサイクル・再利用→製造」といった循環型のサーキュラー・エコノミーが新たな経済システムの基準として根付き始めていることを実感しています。
この変化がもたらすのは、環境問題へのソリューションのみに留まらず、新型コロナウイルスの蔓延や、ロシアのウクライナ侵攻が招いた資材の高騰や枯渇への打開策でもあります。資源の有効活用は、仕入れや廃棄のコスト削減にも繋がるからです。私たちはつい、環境活動と経営活動を切り離して考えてしまいがちですが、この2つは密接にリンクし、良い相互作用をもたらしあうものであると捉えています。
環境への配慮を行わない選択肢がリスクとなり得るほど、企業は環境問題に無関心ではいられないというところまできています。それは同時に、環境経営活動に真摯に取り組むことで、多くのチャンスを掴む可能性もあるということです。私たちフジケン土木も、常にアンテナを張り、時代に即した事業展開を進めて参ります。