施工事例

道路舗装修繕工事 / 徳島市多家良町

 徳島県から請け負った道路の舗装修繕工事です。施工箇所は交通量の多い道路であり、写真の通り表層に経年劣化による段差や穴、轍掘れが出来ている状態でした。

 

 本工事は、堤防上の道路の舗装修繕工事のため、既存のアスファルト層から路盤層までを切削し、上層路盤工5㎝、基層工5㎝、表層工5㎝の計15㎝を確保します。そして、一番底の部分を不陸整正して凹凸をなくし、上層路盤工を行います。

 

 今回の上層路盤工では、瀝青安定処理というアスファルトと砕石骨材や砂等を混合したものを敷き均し、転圧を行いました。

 

 十分転圧が出来たらタックコートを散布し、基層工を行います。この切削から基層工までの流れを一日工程とし、これを3日間行って全面積を基層工まで終えた後、スーパータックゾール(車のタイヤに付着しないため、散布後数分で車両解放できる乳剤)を散布し、表層工を施工しました。

 

 最後に区画線工を行い、品質管理・出来形管理を経て下検査・本検査を受けて完成です。

 表面の凹凸がなくなり、 交通の安全性や快適性、路面の安全性を確保することができました。

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